Oct 10, 2009

ホテルの予約ならインターネットが便利です

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 18日から沖縄で開催されていた、第3回沖縄国際映画祭が本日フィナーレを迎え、石垣島出身のアーティストBEGINが、参加芸人たちと共にステージを飾った。

 この日ビーチステージで行われたオールエンディングで、満員の観客に迎えられたBEGINは、「三線の花」「オジー自慢のオリオンビール」「島人ぬ宝」を披露。さらに映画祭のテーマソングである「笑顔のまんま」をステージ上に登場したお笑い芸人たちと共に熱唱した。

 ステージ上で「沖縄のおじいとおばあたちは、まず命のお祝いをするところから始まります」と沖縄の伝統である命の御祝事について話し出したボーカルの比嘉栄昇。これは、「ヌチヌグスージサビラ」と呼ばれるもので、戦後復興期に活躍した沖縄の芸人である故・小那覇舞天(ぶーてん)が、悲嘆にくれる家々の庭先で、「生き残ったわれわれこそ、亡くなった方々の分も生きていこう!」と、歌で人々に呼び掛け、生きる力と勇気を与えたエピソードから生まれた言葉だ。「まだまだ命のお祝いをするには早すぎると思いますが、いつの日か、東北の皆さんが命のお祝いをできる日がきますように……」と、東北太平洋沖地震で多くの家族を亡くした被災者に向けて語りかけた。

 開催期間中、各会場に設置されたメッセージボードには「みんな家族」「WE ARE THE ONE」など、真剣に被災者への思いを書く若者が多く見られた。たくさんの“想い”を集めた今回の映画祭のフィナーレとなったステージで、比嘉と共に「三線の花」を歌い続けた沖縄の人々の心は、「喜びも悲しみも いつの日か唄えるなら この島の土の中 秋に泣き冬に耐え 春に咲く 三線の花」というBEGINの歌詞に乗せ、きっと被災地に届くだろう。(編集部・森田真帆)

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第3回沖縄国際映画祭で「特別上映作品沖縄プレゼンテーション」に選ばれた映画『天国からのエール』が、映画祭最終日の3月27日(日)に特別上映され、レッドカーペット、舞台挨拶に主人公を演じた阿部寛と熊澤誓人監督が登場した。

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同作は、「僕らの歌は弁当屋で生まれた・YELL」を原案に、不治の病と闘う仲宗根陽さんをモデルにした、沖縄の小さな弁当屋の主人・大城陽(阿部寛)が、高校生たちにバンドの練習場を提供するために作った音楽スタジオ“あじさい音楽村”を舞台に、陽と高校生たちの交流を描いた実話を映画化。“あじさい音楽村”がある沖縄県本部町で昨年10月から1か月強に及ぶオールロケを敢行して撮影が行われた。

最初に阿部さんは、11日に起こった東日本大震災にふれ、震災の翌日から撮影のためにイタリアに行かねばならず、毎日テレビでニュースに釘付けになりながら心を痛めていたことを明かした。帰国し、「実際被災地へ行ってみないとわからないことがたくさんあるはず。これからは、被災された方々のために、出来ることを精いっぱいやりたいと思います」と被災地への思いを力強い口調で伝えた。

映画のモデルとなった故・仲宗根さんは、昨年11月に闘病の末に亡くなっており、阿部さんは、「子供たちに全身でぶつかっていった人だと聞きました。自分ではなく、まず人のために何が出来るのか。そして『夢をあきらめるな』と言い続けたそうです。そんな実在した素晴らしい人物に少しでも近づけるように、仲宗根さんのお母さんや奥さんにお会いして、お話を伺い、日々葛藤しながら演じました」とふり返った。不治の病と闘いながらも若者たちに愛情込めて叱咤激励するという難役に挑んだ阿部さんの姿は多くの人の心を打つ。

本作で長編監督デビューを果たした熊澤監督は、「沖縄の方々に一番早く観ていただけて、本当に嬉しい。多くの沖縄の方にも参加していただいて、いい雰囲気で撮影することが出来て幸せでした。楽しんで観てください」と頭を下げた。

沖縄に住む若者たちを通し、生きることや夢を追いかけることの大切さを描いた、心にしみる作品。『天国からのエール』は10月公開。

特集「よしもと芸人が贈る! 沖縄国際映画祭2011」
http://www.cinemacafe.net/special/okinawa2011


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